TVドラマ［なつぞら第33話］ディズニー！

【タイトル】連続テレビ小説　なつぞら
【話数】33話（第6週「なつよ、雪原に愛を叫べ」）
【日程】2019年5月8日(水) 8:00-8:15(NHK総合)
【内容】ディズニー！・なんもないのと同じ

ここまでの天陽くん
第33話について
- あらすじと予告動画
- 歌広場さんより（やっぱ吉沢亮はすごい！の巻）
第33話の天陽くん
作品概要
- NHKアーカイブス
視聴方法
- 配信
- Blu-ray/DVD

ここまでの天陽くん

1～3週焦らして登場

TVドラマ［なつぞら第14話］ - 吉沢亮資料館

4週背景画を描く・魂の演技論

5週背景画を燃やす・画材セットくれる

6週牧場「捨てられないのか？」映画「いつでもいいよ」

第33話について

あらすじと予告動画

第33話は天陽くんサムネ回です！期待大！！

（ちなみにオンデマンドの天陽くんサムネは本編全156回中、14話・25話・33話・34話・38話・39話・60話・133話、の8回です）

www.nhk-ondemand.jp

（※オンデマンド未登録でも、あらすじを読んだり、予告（第６週は照男になつのことを好きかと聞かれる天陽くん（色白で唇が赤くて白雪姫みたい）と、スキー大会のスタート場面に登場）を再生したりはできます。登録するといつでも天陽くんに会い放題なのでやめられない。もちろん青天も全話みられます！）

なつ（広瀬すず）の結婚について、泰樹（草刈正雄）に企（たくら）みがあることを、富士子（松嶋菜々子）と剛男（藤木直人）が知る。それから数日後、なつと天陽（吉沢亮）は、照男（清原翔）からもらったチケットを手に、帯広の映画館を訪れた。上映ブザーが映画館に鳴り響き、満員の客席が闇に包まれていく。なつは、夢のような漫画動画の世界に浸っていく…。(NHKオンデマンドあらすじより)

歌広場さんより（やっぱ吉沢亮はすごい！の巻）

【連続テレビ小説『なつぞら』第33回・歌広場淳さん】やっぱ吉沢亮はすごい！の巻◇初登場の美じぃとはもはや別人のボケかた！◇岡田“失踪しがち”将生………続きは https://t.co/NrbceErbp1 #なつぞら #朝ドラ
— ＮＨＫアーカイブス (@nhk_archives) May 7, 2019

いつも吉沢さんを熱く語ってくださる歌広場さんのレコメンド最高！なんだけど、終了したシリーズだからか？どうしても各話で埋め込みにできなくて、最終話から逆順で全話になっちゃうなあ。延々スクロールする価値は十分にありますが。

番組レコメンド | NHK放送史 | NHKアーカイブス

ひとまず解決策を思い付くまでテキストだけ引用します。

【第6週「なつよ、雪原に愛を叫べ」第33回】
やっぱ吉沢亮はすごい！の巻
◇初登場の美じぃとはもはや別人のボケかた！
◇岡田“失踪しがち”将生…
◇藤木直人が恋愛初心者の反応をして俺のラブがストップ高
◇草刈正雄に溺愛され、岡田将生が夢で逢いに来て、清原翔に意識され、吉沢亮と映画に行き、画面の中に自分に優しくしてくれた井浦新の姿を見つける広瀬すず様の主人公感ハンパねぇ！
◇どうしよう「ジャマおばさん」というアダ名が浮かんでしまった…

2019年5月8日 08:15

レコメンダー　歌広場淳（ゴールデンボンバー）さん

第33話の天陽くん

5:42 列車で帯広へ

耳当て帽子の天陽くん登場！！ちょっとしか見えないお顔でも好き。大道具さんが人力で揺らしている列車にて、嬉しそうにチケットを見るなっちゃんを嬉しそうに見る天陽くんを見て私も嬉しい。幸せしかない。

「見して」がちょっと素っぽくて可愛い！そして「ディズニー！(圧)」がめっちゃ吉沢さんっぽくて楽しい！！これ以来ディズニーの発音は必ず吉沢アクセントです。

映画館の窓口でさりげなく会釈する天陽くんの広い背中に、ふと、もう大人なんだと気付かされる。それぞれの道に進まなきゃいけない岐路に立っていて、少年時代が終わってしまうんだという寂しさに襲われる。

この背中はなっちゃんも見ているのかな。でも映画が楽しみで楽しみでそれどころじゃないか、渦中の本人はそう思わないか。感傷的になるのは、この時代を通り過ぎてしまった年齢の特権かもしれないな。

6:00 映画を観る

よいしょっと座る天陽くん、席に落ち着いた瞬間のふわっと開いた表情が素敵。

上映中けっこうまばたきする！前の人大丈夫？天陽くんのまつげばっさーの風圧でカツラとばされてない？あと、かすかに微笑んだり、はっとしたり。映画みてる間って実は普通そんなに表情かわらないんですよね。なので過剰にやりすぎず、かといって静止画にならないように(吉沢天陽くんと広瀬なつさんだったら静止画15分でもぜんぜん見てられる気がしますけど)、リアクション表情の塩梅がほどよくて良き。白蛇姫で顔を見合わせる２人もとても自然で良き。薄暗い中でもかっこいいな…

東洋動画のプロモーションにあからさまに心惹かれてるなっちゃん。視聴者が見ているこの表情を、となりの天陽くんもつぶさに見ていたんだろうな。この時にもう、なっちゃんはアニメーションやりたいんだ、東京に行くしかないんだ、って天陽くんにはわかっちゃったんだろうな。

10:58 雪月

雪次郎ママが天陽くんを舐めるように見て「いいわねえ」っていうの、なっちゃんは見てないけど、天陽くんはいったん受けて微笑みで流しているところが、何気に良い。天陽くんとしても良い仕草だし、常日頃から素敵ねえという目で見られている吉沢亮としてもしっくりくる感じ。

「映画はなんでもいいのよ、天陽くんにはねえ」に対してのちっちゃい「え？」がすごく吉沢さんの「え？」で大好き。若い２人が年配者にからかわれるのは珍しいことじゃないんだな、という感じの、わかったけどわからないふりでごまかそうかな？の微妙な笑顔が、静止画ではまず見ない表情で大好き。

その前のカメラフレームから出たり入ったりしながらすごい近くで上着脱いだりマフラーとったり置いたりしてる頭と耳と腕の動きも含めて大注目ポイント。

とよばあちゃん登場。いやあ高畑淳子さんは本当にうまいんだなあと出てらっしゃる度に舌を巻く。物語が楽しいのとは別脳で純粋にうまいお芝居を観られる喜びを味わえて嬉しい。

とよばあちゃん「えーと天陽くん、絵描きのね」に対して「ああ、絵描きではないです」ぎゃーーーー久々にしゃべったら素敵な声で耳がびっくり！「絵は描きますけど、絵描きじゃありません」静かに語る天陽くんの後ろがガラス窓と枯れ木と雪景色、一瞬モンマルトルかカルチェ・ラタンかと言っても過言ではない理屈っぽい文化人画家の香り。まっすぐにとよさんを見つめて話す天陽くんがまっすぐで、そんな目で見つめられて動じないでいるにはとよさんレベルの修行が必要なんだろうな。

「映画はなんだっていいのさ」の再来に小さく笑う低い声も好き。横顔も、時折うつむいたりするとこも好き。（もう天陽くんが好きすぎて感情が毎秒おかしい）

「ぼく、コーヒーで」了解！ちょっとブラジル買い取ってくるね！と駆け出す前に、細かいとこいいですか？この「コーヒー」東京アクセントじゃない？シティボーイ吉沢でちゃってないですか？北東北民としては寒い地方の「コーヒー」は「ミードー」ぐらいが共通認識だと思ってたんですけど、方言指導の方がチェックしたうえでの放送なんだからこの頃の帯広的にはこれでOKなのかしら。あ、でも移住層が多いから東北を飛び越えて北海道の方が東京っぽいことって確かによくあるな・・・て！いいんだ！ごめんごめん、天陽くん東京出身の設定だった！なんでもない！「なまらすごいな」とか地元に馴染んではいった言葉もあるけど、もともとの語彙は東京アクセントのままなのかもしれん。疑ってごめんね！ブラジルとエクアドル買ってくるね！

「んふふ」と笑いながら良い子モードでジャマおばさん(笑)を見送ったあと、ちょっとくつろいで、腕を組み背もたれに寄りかかる天陽くんにきゅん！「何回も聞くなよ」にぎゅん！！すごく遠慮ない親しい言い方でぎゅんぎゅん。さすがしょっちゅう放課後にちょっとやってってる２人、言葉や口調を飾る必要がない間柄なんだなあ。とよさんと泰樹さんみたいじゃん。ああ天陽くんが長生きしてたらそうなれたかも（勝手に突然号泣・・・）

13:30 今日の名言

アニメーションを熱く語るなっちゃんを見守る目が、もうわかっちゃってる。たまらない。そしていただきました、本日の天陽くん名言

「何でもできるってことは　なんもないのと同じだよ。」（ちょっとかなしげ？）

「何でもできるってことはさ　なんもない広い土地に行くのと同じことだからな」（最後ぐっとなっちゃんをみて、いっそちょっと怒ってる？とでも感じさせるような強めの語尾）

耕す方法、種を見つけて、というステップの説明で手を動かしながら話すとこ、整理しながら詰めてく感じが惚れる。

「なっちゃんはさ　それでも行きたいと思うのか　そういう土地に」低い声が刺さりまくる・・・！

真正面から天陽くんにそう言われて、狼狽えない人などいるだろうか。そもそもなっちゃん自身が行きたいと思ってるってことに気付いてなかったのに、いきなり最終的な覚悟を問うようなこの質問、むっちゃくちゃかっこいいけど、ちょっと酷では・・・？むっちゃくちゃかっこいいけど。

今後の人生で何か迷うことがあったら、天陽くんにこう聞かれたつもりで己の覚悟を問いたいと思います。

で、ここまでけっこうな眼圧で追い込んでおきながら「そっか、そういうことだよね」ってなっちゃんに納得されて、ふわっと寂しそうになる天陽くんんんん！ぬあああああそういうとこやぞ！全くもうきみってやつは！！

（広瀬なつさんの「ムリムリ」の顔うまいなあ！リアルにこういう時こういう顔する友達いる）

「なっちゃん、本当は行きたいんだべさ」さっきまでの真正面からの圧力態勢とは違い、少し後ろに引いたような姿勢で、なっちゃんを眺め、彼女をいたわるような声と表情。からの、ふっと自分の中に目を向けて柔らかい痛みに耐えるような表情に変わったところで「天陽くんも、つらいぞ」のナレーション。見事なタイミングに思わず拍手を送りたい幕切れ。ああ素晴らしい天陽くん回だった。